09/08/14 01:41:41 djQs16uj
“黎明期”を脱し“普及期”へと突入したBlu-rayマーケット
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昨年末にはすでに、販売台数においてレコーダー市場の半数以上を占めるなど堅調な
推移をみせているBDレコーダー。販売価格の平均が10万円を割り込むことで
ユーザー層もさらに拡大し、「百年に一度」と言われる不況のなかでも好調な売上を
キープしている。
そうした追い風を受けて、メーカー側も商品ラインナップを拡充。ハイビジョン
(HD)画質での「長時間録画機能」はもちろん、「インターネット対応機能」や
「モバイル機器への転送機能」などの新たな付加価値を導入することでBDレコーダーの
魅力を訴求し、さらなるユーザーの掘り起こしに努めている。さらにまた、今年に入って
相次いで登場している実勢価格で2~4万台の低価格BDプレーヤーも売上を伸ばしており、
今夏のボーナス商戦においてもBDハードが家電売場を大いに賑わしそうな勢いだ。
一方のBDソフトも、ハードの順調な普及拡大に呼応するように発売タイトル数と存在感を
徐々に拡大。07年5月に100タイトルを突破したのを皮切りに伸長を続け、08年11月には
500タイトルに到達。そのスピードは今年に入ってさらに加速し、5月には遂に1000タイトルを
超えるまでに至っている。
リリース作品のジャンルにおいては当初より「洋画」と「アニメーション」が大半を占め、
この二大ジャンルが現在も市場を牽引し続けているが、「音楽」や「邦画」「ドラマ」
「バラエティ」などの作品も増加中だ。売上においても昨秋には5%にも満たなかった
映像パッケージ市場全体に占めるシェアが、今春には10%近くまで拡大した。総じて、
BD市場は“黎明期”を脱し、“普及期”へと突入しつつあると言える。
(ORICON BiZ6月22日号より抜粋)