09/08/10 18:27:48 K6hPOLwo
アニメーションは実写と比べて一段低く見られていたのではないでしょうか。
今でこそ活況を呈している長編アニメ界ですが、昔は短編に比べて圧倒的に製作本数が少なく、しかもディズニーの独壇場。
イメージとしても子供向け。短編と同じカテゴリーに入れてしまうと短編が不利になってしまい、かといって実写と同格には扱えないと言うことで蚊帳の外だったのだと思います。
アニメ(ディズニー)にも黄金期があり30年代などは名作がたくさん生まれていました。特に批評家・映画関係者の度肝を抜いたのが「白雪姫」で、
これは無視できないとして“特別賞”を授賞してます。
その後またアニメ低迷期が続いたため忘れ去られ、久々の快作が
「リトル・マーメイド」。弾みをつけて放ったのが名実共に大傑作の
「美女と野獣」で、この年は不作の年だったこともあり、
作品賞に滑り込めました(本当に不作。「バグジー」が本命とまで
言われていました)。ディズニーの完全復活の、後に続けとばかりにドリーム・ワークスもフォックスも良質アニメでヒットを飛ばし米国でアニメがメインストリーム化した流れを受け、創設に至ったと思われます。
つまり端的に言って、ここ15年位がやっとアニメが市民権を得た時代であり、それまでは実写と同等として扱われなかったと言うことです。