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中日より怖い巨人の「腰痛禍」 2009年07月30日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
●効果的な予防策もなく
巨人の主力選手を次々と襲う腰痛がナインを戦々恐々とさせている。
まずは15日の試合前に阿部がギックリ腰でその後5試合に欠場。その間の17日
にはセットアッパーの豊田が腰痛で登録抹消された。3日後の20日にはここまで
全試合スタメン出場を続けていた20歳の坂本までもが腰痛を発症し、試合前に早退。
前半戦最後の3連戦の欠場を余儀なくされた。坂本は球宴2試合には出場したものの、
4打数無安打。本調子には程遠い状態にある。
わずか1週間で3人の主力選手が相次いで離脱。そのいずれもが同じ腰痛ということも
あり、事態を重く見た首脳陣は20日の試合後にコーチ会議を行い、対応策を話し合った。
「コーチ会議に出た木村トレーニングコーチからその後、選手に予防についての話が
ありましたが、それは『各自念入りに“腹筋”をして予防するように』というもの
でした」(チーム関係者)
人工芝球場の影響や疲労、キャンプの調整法や体調管理など、さまざまな原因が考え
られたが、要するに今のところ効果的な予防策は見つかっていないというわけだ。
巨人には今はプレーに差し支えがなくても、いつ発症するか分からない腰痛持ちが複数
いる。“予備軍”たちにとって阿部や坂本の離脱は他人事ではない。「足を高くして
寝ると腰にいい」や「ベッドよりも畳に布団を敷いて寝た方がいい」といった各自が
聞き込んできた予防策がロッカールームに飛び交う。選手もナーバスになっているようで、
「みんなと一緒になって腰が痛くなっては困りますから」とバカ正直に足を高くして
寝る選手も出てくるなど、チーム内はちょっとした騒ぎになっているというのだ。
首位に立つ巨人は28日から2.5ゲーム差の2位中日と首位攻防3連戦で後半戦の
スタートを切る。7月の成績は巨人が10勝8敗1分け、対する中日が15勝5敗で
8連勝中。巨人を猛追する落合中日の勢いは脅威だが、それよりも怖いのは、チーム
に蔓延(まんえん)するこの“伝染病”かもしれない。(日刊ゲンダイ2009年7月27日掲載)
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