09/07/23 21:10:55 VseACn0y0
テレビ局は、国民の財産である電波を借りて営業しているので
NHKに限らず、民放でも「公共性」ということをまず第一に考えなければならない、
ということになっています。
音楽についても、できるだけ幅広く曲を紹介し、
国民が多くの音楽を知る機会を増やすようにする、
というのがテレビ局の本来の在り方です。
その精神を実現するため、日本以外の先進国では、テレビ局が特定の曲の出版権などを保有することを禁じています。
もし、テレビ局が特定の局の権利を保有すると、
それをヒットさせて儲けるために特定の曲ばかりを放送するようになり、
それではテレビ局が最も考慮すべき公共性が失われてしまうからです。
番組テーマ曲などになった曲について権利を保有し、
レコード会社やプロダクションと癒着して金儲けをしているのは、
実は、世界の中で日本のテレビ局だけなのです。
大ヒットを連発し、日本の音楽界の中で力を持っているバンドやミュージシャンも
相変わらず、テレビ局と権利のやり取りをしてタイアップをし、
ヒットを作っています。
彼らこそ、まずこうした癒着をやめてヒットを作る、という
世界標準の、まともな方法に戻すべきです。
影響力のあるミュージシャン、プロダクションでなければ、テレビ局と対等の交渉は、
できないからです。
環境問題など、自分たちの商売に直接関係のないことで立派なことを言う前に、
まず自分たちの本業の在り方をまともな姿に戻す努力をすべきです。