09/07/20 00:45:21 0
7月19日行われたツール・ド・フランス第15ステージは、アルベルト・コンタドール(スペイン、アスタナ)が
厳しい山岳ステージを制して勝利した。
別府史之(日本、スキルシマノ)は57位、新城幸也(日本、ブイグテレコム)は147位でゴールしている。
個人総合争いでもコンタドールが総合首位を奪った。
今日はいよいよ山頂ゴールに臨む厳しい山岳ステージ。総合争いに大きな動きがありそうだ。
序盤に10人が逃げてそれを追う主要集団という展開。
誰もが最後のゴールへ続く登りが勝負どころと考えられているのか、主要集団は前との差を詰めつつも静かに
進行する。
逃げ集団では残り20km付近からアタック合戦が起き飛び出そうとするが、残り6.5km付近までに吸収される。
残り6km付近でコンタドールがついにアタック。アンディ・シュレック(ルクセンブルグ、サクソバンク)が追うが
ついていけない。さらに後ろにランス・アームストロング(アメリカ、アスタナ)ら10人ほどの集団がいる。
総合首位のリナルド・ノチェンティーニ(イタリア、AG2R)はさらに後方に残された。
残り3km付近で3番手集団からフランク・シュレック(ルクセンブルグ、サクソバンク)がアタックして飛び出す。
これが呼び水になって次々と飛び出す選手が現れるがアームストロングは反応できず後退する。
コンタドールはアンディ・シュレックとの差を広げることはあれ縮められることはなく快調に進む。結局、最後まで
ペースが落ちないまま圧勝と言っていいほどのゴール。本命と言われ続けた選手がついにこの頂上ゴールを制して
個人総合首位に躍り出た。
アームストロングは1分35秒遅れの9位でゴールしたが、個人総合では2位となっている。今日43秒遅れの2位でゴール
したアンディ・シュレックは総合では5位に上がっている。
ステージ順位
1位 アルベルト・コンタドール(スペイン、アスタナ)
2位 アンディ・シュレック(ルクセンブルグ、サクソバンク)
3位 ヴィンチェンツォ・ニバリ(イタリア、リクイガス)