09/07/17 17:59:11 UleYC6Vr0
2007年度 議事概要
第5回 放送倫理検証委員会
URLリンク(www.bpo.gr.jp)
・今回の件を振り返ってみると、委員会での取り上げ方を考えなければいけない。
ある意図を持った組織に、我々が利用されかねない危惧がある。
・今回、『朝ズバッ!』が騒がれ始めたころ、特に新聞メディアが「どうする気だ」
「ここはちゃんと機能するのか」という論調だった。何だか裁判所扱いみたいに、
とにかくお灸を据えてほしいという変な社会正義みたいな幻想を楯に、
あの番組をやっつけてやったら気持ちがいいみたいな雰囲気になっていった。
だから、どういう答えを委員会が出すのかというのも、ちょっと低いレベルの興味津々
みたいな雰囲気が漂っていたが、委員会決定を出してハッとしてくれたメディアが
多かったと思う。きちんとわれわれは一つ一つの具体的な事柄に対して、
まさしく見解を示した。なぜ見解なのかということも、ある程度はわかってもらえたような気がする
・放送された内容が取材と一致しているかどうかという点に限って審理するという方針を決め、
われわれができることできちんとした意見を出すことができたのはよかった。
結果として、TBSが会社としては非常にまじめに取り組んでいる。正に自省を促したことになったことで、
「勧告」をして上から強制的にやるんだというのではなく、
我々は自省を促す機関ですよというのを示した意味で、非常にいい落ち着き方をしたと思う。