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野球の独立リーグ、四国・九州アイランドリーグで前期優勝した長崎セインツ(佐世保市)が
不況による経営危機を乗り切るため、かつてプロ野球広島カープの資金難を救った「たる募金」で
ファンに支援を訴えることになった。
長冨浩志監督(48)が現役時代に広島で投手として活躍した縁を生かし、15日に広島市内で複数の
酒だるを借り受けた。「同じ被爆都市である広島と長崎という共通点もある。カープを支えたたるを長崎でも使いたい」
と長冨監督。地頭薗哲郎オーナー(50)は「広島と長崎はずっとつながりがある。たるをお借りするというのは
広島県民の魂をお借りするような感じ」と感謝した。
たる募金は1950年からセ・リーグに参戦した広島の創設当初の危機を救った募金活動として知られ、
球場の入り口に四斗だるを置いて寄付を募ったのが始まり。今年完成した新球場建設の際にも
1億2千万円以上を集めた。
今後は長崎県全域で募金活動を行い、長冨監督も街頭に立つ予定。広島のベテラン緒方孝市外野手(40)は
「他人ごととは思えない。地域の人が選手の力になってほしい」と協力を呼び掛けた。
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