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人気の秘密をあの“先駆者”に聞いた
2009年07月02日10時00分 / 提供:ゲンダイネット
●独自の語り口で、もうすぐ17年
地井武男の「ちい散歩」(テレビ朝日)や板東英二の「バンバンバン」(TBS)
などお散歩番組が花盛りだ。熟年の“お散歩ブーム”を反映してのことだろうが、
この手の番組の先駆けといえば、なんといっても「ぶらり途中下車の旅」(日本テレビ)
をおいてほかにない。「おやおや、阿藤さん。きょうはどちらへ?」など独特の
ナレーションが耳から離れない読者も多いに違いない。92年スタートだから、
もうすぐ17年になるという。長寿の秘密は何か。ナレーションを担当する
滝口順平さんに聞いた。
「最初に企画を聞いたときは、僕もこんなに長く続くとは思ってなかった。だって、
行き先は東京の近郊でしょ。みんな知っている所ばかりだと思っていたんです」
ところが、その考えは1回目の放送を見てすぐに変わった。
「こんな近くにこんなおいしいものや、あんな珍しいものがあったのかってビックリ
しちゃったわけです。それを見つけ出すスタッフの苦労は並大抵ではなかったと
思います。そんなこんなで、ちょうど1年を過ぎた頃かな、視聴率が2ケタになり
ました。前にやっていた料理番組は5~6%。そのときから“これはいけるかな”と
思い始めました」
スタッフのリサーチもさることながら、滝口さんの独特の語り口も、大いに貢献して
いるに違いない。どんなきっかけで生まれたのか。
「あの番組には3人の作家がついていますが、実は最初は僕が勝手にアドリブで
やっちゃったんです。“お味はいかがですか?”とか“たまりませ~ん”とか。
こう見えても僕、昔からアドリブだけは得意だったんです。徳川夢声さんや
森繁久弥さんに褒められたこともあったっけ。それを思い出してやってみたら、
みなさんにも楽しんでいただけているようです」
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