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エスパニョール移籍が決定した日本代表MF中村俊輔(31)が1日、国内での自主トレを
開始した。軽めのメニューながら念願のスペイン参戦に向けて、いよいよ第一歩を踏み出した。
その始動を前に中村は動いた。前日30日、日本協会の並木トレーナーを通じ、
しゃぶしゃぶ店で横浜FCのFW三浦知良(42)と会食。互いの近況、欧州の経験など
サッカー談議は約2時間半に及んだ。
「同じ横浜なんだからマリノスじゃなくてFCでもいいでしょ!」と、カズから仰天オファーを
受けるほどの盛り上がりだった。
中でも中村が特に耳を傾けたのが、体のケアに関する心構えだ。昨季は右足付け根痛に
悩まされた。6月には31歳となり来年のW杯、そしてスペインでの活躍には今まで以上の
体調管理が欠かせない。J最年長の42歳ながら徹底した体調管理で大きなケガ一つ
ないカズは生きた教科書でもある。熱心に聞き入る中村の姿に、カズも「本当、サッカー
小僧だね。サッカーに対して真し」とうなった。
2人の出会いは代表初招集だった98年2月のオーストラリア遠征。当時は中村がカズの
オーラに圧倒されたが、現代表では中村がかつてのカズの立場に立つ。
あれから11年。プライベートでの会食は初めてだったが、最後にカズから「いつか
一緒にサッカーやろう。代表って言うのはさすがにずうずうしいかな」と伝えられた。
中村の胸に不屈のカズ魂は、刻み込まれた。あとは世界最高峰のスペインリーグで
恩返しの活躍を見せるだけだ。
ソースはURLリンク(www.sponichi.co.jp)