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前週のミズノオープンよみうりクラシックで今季初優勝した石川遼(17)=パナソニック=が、
米国選抜VS世界選抜の対抗戦「プレジデンツカップ」(10月8~11日、米カリフォルニア州
ハーディングパークGC)の代表候補に入ったことが30日、分かった。出場権を獲得した全英
オープン(16~19日、英ターンベリーリゾート)の会場で、世界選抜のグレッグ・ノーマン主将
が候補者を集めて行うミーティングへの出席要請が来ていたもので、出場すれば日本人として
9年ぶりの快挙となる。
初の全英オープン出場を決めたばかりの石川に、さらなる世界進出へのチャンスが巡って
きた。関係者によると、約1か月ほど前に世界選抜の主将を務めるノーマンから、全英オープン
会場で行われるミーティングへの出席要請が到着。当時は全英出場権を持っていなかった
ため欠席の予定で、自動的に代表入りの可能性は絶望的になるはずだった。
しかし、今回の全英切符獲得で事態は大きく動いた。世界選抜の出場資格は8月17日付の
世界ランク上位10人+主将推薦2人で、石川は現時点で片山晋呉(12位)に次ぐ日本人
2番手の25位に浮上。片山にもミーティングの招待状は届いているが、背中痛が再発し
全英は欠場の可能性もある。片山のコンディション次第では石川に白羽の矢が立つ可能性は
十分。石川が出場すれば00年の丸山茂樹以来、9年ぶりの日本人代表となる。
ミーティングには、25~30人の候補選手が招集され「強いチームを作るために、どんな
質問にも応じる」(ノーマン)という。過去7大会のうち世界選抜はわずか1勝。ウッズ、
ミケルソンの2枚看板を擁する米国を破るために、選手の性格などを含めた“選考会”の
意味合いも持っている。
ノーマンは4月のマスターズ前に「大会の将来を考えたときに、石川のような若い選手が
出ることは重要」と代表入りを示唆していた。しかし、マスターズで予定されていた石川との
練習ラウンドは“ドタキャン”。石川はその後も日本ツアーで結果を残せていなかったが、
前週の優勝で一気に存在をアピールできた。
(>>2に続く)
スポーツ報知(2009年7月1日06時01分)
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