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●重さ×速度=飛距離
ホームランを打つならばデブが有利なのか。
昨季、共に46本塁打を打ってホームランキングに輝いた、西武の中村と横浜の村田がいい例だろう。
今季も22本でトップの中村は175センチ、102キロのマメタンク体形。ケガで開幕に間に合わなかった1
2本の村田は177センチ、88キロと体重では中村に劣るが、見た目は明らかに太めだ。
一昨年の本塁打王である楽天の山崎も100キロの巨漢だ。
一方でゴルフに目を向ければ、デブで一流プロの飛ばし屋は少数。かつては米国のジョン・デーリーなどが
活躍していたが、現在日本で一番飛ばしている額賀辰徳は183センチ、78キロと細身だ。
野球の世界では、体重と打球の飛距離は比例するのか。浜松大学教授で健康プロデュース学部長の
田中誠一氏はこう話す。
「一般論では重さ(重いものがぶつかったときの力)×速度=飛距離ですから、全く同じタイミング、
同じスイングスピードならば、確かに重い方が飛ぶでしょう。ただ、これは機械で計測したときの話。
人間の場合、脂肪で体重が重い人より、同じタイミングとスイングスピードでも、体重は軽いが
筋肉質の人の方が飛ばせることもあります。体重と飛距離は必ずしも比例しないのです」
つまり「重いものがぶつかったときの力」と体重はイコールではない。重要なのは体重、筋肉の質だという。
(続く)
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