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21日、二夜連続おこなわれた田原俊彦（48）の30周年記念ライブにキング・カズこと
三浦知良（横浜FC）が飛び入り参加した。
田原の衣装替えの間に、黒のタキシードと白のテンガロンハットという服装で
登場したカズは、田原の持ち歌である『夢で逢いましょう』を熱唱。
その後も、『夏いまさら一目ぼれ』を田原とデュエット。ステージ上でハイタッチしながら
唄う2人の姿に、会場は大声援に包まれた。
親友であるカズの「30周年おめでとうございます」という言葉に、田原は「カズは
（僕が）良い時も悪い時も一緒にいてくれてね」と感謝。
カズがステージから引き下がった後も、「カズと俺は6歳違うでしょ？ あいつは54
（本当は42）で、まだブラジルＷ杯目指すって言ってるんだから、俺も負けちゃ
いられないな」と意気込んだ。
2人の出会いは、87年静岡での田原のコンサートの際、カズが楽屋を訪ねたことから始まる。
当時スーパースターだった田原も、94年の『ビッグ発言』以降メディア露出が激減。
同年にジャニーズ事務所を独立したことで、田原の周りからは多くの人が引いて
行ったことが想像される。だが、カズはそれ以降も田原を変わらず尊敬し、ともに遊び、
ともに歩んできた。
今でも、毎年のように田原のコンサートやディナーショーに顔を出すカズ。
一方の田原も、カズの試合を観戦しに行っている。一時代を築き、マスコミに持て
囃された時代もあれば、バッシングを受けた時代もある。そんな2人にしかわからない
世界観があるのだろうか。お互いがお互いを刺激し合い、年齢を重ねていくトシ＆カズ。
6月21日、田原俊彦のデビューのこの日、渋谷はゴージャスな雰囲気に包まれた。
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