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TV番組のネットでの感想、自動分析…NHK開発
NHKは、視聴者がテレビ番組を見ながら感想を書き込むインターネット上の
チャットから、場面ごとの視聴者の評価を即時に自動分析できる技術の開発に
成功した。
「2ちゃんねる」などのサイトでは、視聴者が番組を見ながらコメントを書き込む
「実況板」が人気。ただ、主語がなかったり、記号を組み合わせて作った顔文字
が多用されたり、日本語として不正確なケースが多いため、反響を自動的に
分析するのは難しかった。
NHK放送技術研究所では、3年前から自動分析の技術開発に取り組んできた。
その結果、番組の展開を示すデータ放送の字幕と、ネット上のコメントを照合し、
肯定、否定など六つの感想に分類して統計処理するシステムの開発に成功。
「キターーーー」など、文字面だけでは分析が難しかった表現や絵文字の分類も
可能になった上、いつどんな書き込みがどのくらいあったかもグラフ化できるよう
になった。
従来、番組に対する感想は、アンケートを実施したり、局に寄せられた電話や
FAX、メールなどから把握したりしていたが、大半は番組全体に関するもの。
新技術を使えば、場面ごとの反応をすぐに把握できる。
ソース:読売新聞(2009年6月23日)
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