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3月末に大幅に改編したTBSテレビの平日午後の時間帯が深刻な不振に陥っている。
同局は早くも来月20日から、再度の改編を行うことになった。生放送の情報番組の
ニュース強化に加え、ドラマの再放送枠を新たに設け、子どもや年配層の在宅率が
高まる夏休みを機に、挽回(ばんかい)を図る。
ドラマの再放送枠を新設
TBSは3月末、苦戦が続いていた平日の午後に生放送の情報番組を大幅に増やす
大規模なテコ入れを実施した。しかし、ここ数年5~6%で推移してきた平日正午から
午後6時までの平均視聴率(関東地区)が、改編後2か月の調査では、3・5%とさらに
低迷する結果に。
中でも3月末スタートの目玉番組だった4時間の生放送情報バラエティー「ひるおび!」
(月~金曜前11・00)が誤算だった。レギュラー進行役を務めるタレントの恵俊彰に加え、
日替わりで高橋克典ら4人の男優が登場し、ニュースからグルメまで多彩な情報を伝える。
“アラフォー(40歳前後)”の女性層を意識した構成だが、放送時間の長さから、メリハリを
欠く弱点も指摘されていた。
まず、現在午後2時55分となっている「ひるおび!」の月~木曜日の放送終了時刻を
1時間繰り上げる。取り上げる情報内容も全体的に時事性を強め、午前はニュースなどを
軸に、午後は生情報中心にとメリハリを付ける。
また、午後4時53分から約1時間生放送されている情報バラエティー「サカスさん」
(月~金曜)も、金曜日は終了し、他曜日は午後2時台に放送を繰り上げる。内容も
主婦層中心から、夏休み期間中の若者を意識し、赤坂サカスで開かれるイベントと
連動した企画を盛り込みながら、同社屋前の特設スタジオからの生放送の強みを生かす。
午後3時以降の約3時間は、ドラマの再放送を固める。イケメンの御曹司4人組「F4」が
牛耳る学園を舞台にしたTBSの人気ドラマ「花より男子」の韓国版リメーク作品を地上波で
初めて放送する。さらに韓国の人気ドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」の全話放送や
「水戸黄門」など、女性層や年配層に向けた編成を徹底する。
(>>2に続く)
読売新聞:URLリンク(www.yomiuri.co.jp)