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無冠の帝王・ダイワアラジ、種牡馬デビュー
1日、所属厩舎を去ったダイワアラジに、井邑(チョンウプ)に位置した草原牧場に新しいくつろぎの場所が
用意された。種牡馬としての生活を始めるためだ。繁殖登録もすでに終え、種牡馬として活躍する準備が
整えられたのだ。
今年ですでに10才を迎えたダイワアラジは、03年3月に韓国に導入され、09年4月まで走って68戦14勝、
2着10回の成績(勝率20.6%、複勝率35.3%)で約7億8000万ウォンの賞金を稼いだ。全盛期(05年3月~06年6月)
には16戦9勝と活躍し、60㎏を越える負担重量もこなして競馬ファンの愛を独占したことがある。
もちろん派手だった名馬の過去にも陰はあった。無冠の帝王-重賞に何度も出走したが、運命はただ一度の
優勝も許さなかった。そのため、ダイワアラジを送るソ・ジョンハ調教師は「公式の引退式をすることが出来ない
ことが残念だ」としながら、良い血統を受け継ぐことになるダイワアラジの産駒が活躍する姿を期待すると話した。
種牡馬としてのダイワアラジの展望は希望的だ。 まず、父馬のアラジのスピードと敏捷性をそのまま受け継いだ
特性を考えると、産駒も十分に期待出来る。10歳の馬齢も大きな問題ではない。これから良い牝馬と交配する
機会が確保されれば、立派な能力を持った産駒の生産は可能だという評価だ。
現在まで国内で競走馬に走った外国産馬が種牡馬デビューして好成績を残した例は多くない。 しかし、
TAHAMKKE(NZ産、初年度産駒から2頭がダービー出走)やアドマイヤユース(日本産、初年度に2勝馬輩出)
等の成功例がある。来年からダイワアラジが順調な種牡馬生活を送れれば、2013年から「リトル・ダイワアラジ」
の力強い走りを見られることになるだろう。
ソース
URLリンク(www.sportsseoul.com)
記者注:ダイワアラジはJRA(増沢厩舎)で7戦0勝の後に韓国に輸出され、グランプリ(G1)3着、ソウル馬主
協会杯(G3)2着などの活躍を見せました。
ダイワアラジ|馬|Um@SQL
URLリンク(db.netkeiba.com)
Korean Stud Book
URLリンク(studbook.kra.co.kr) ARAZI (JPN)