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メジャー通算210勝147敗154セーブを誇る42歳のベテラン右腕ジョン・スモルツ投手のメジャー復帰が
間近に迫っているボストン・レッドソックス。当然、投手陣の再編が予想されるわけだが、
地元紙『ボストン・グローブ』(電子版)は15日付で、起こり得る5つのプランの筆頭に
今季不振の松坂大輔投手の先発ローテーション落ちを挙げており、インターネットによる投票でも
7割以上のファンが松坂の降格を支持している。
同紙が掲げた1つ目のプランは、ここまで1勝4敗、防御率7.55、被打率.372(右打者に限れば.419)と
調子の上がらない松坂の先発ローテ落ち。その場合はブルペンかマイナー降格、故障者リスト(DL)と
3つの選択肢があるが、契約条項の関係からDL入りが濃厚だと分析している。
2つ目のプランで同紙はブラッド・ペニー投手のトレードの可能性を指摘。ただしペニーは
先発のニューヨーク・ヤンキース戦で6回零封するなど、5月以降は3勝2敗、防御率4.10と復調気配を示しており、
状況は変わってきたと同紙も見ている。不振の指名打者デビッド・オルティスとDL入りしている
ジェド・ロウリー遊撃手の状況しだいでトレードが必要になる可能性もあり、それまでペニー放出はないのではと
同紙は分析している。また同紙は、ペニーを放出して松坂を先発ローテに残しても根本的な解決にはならないとも伝えている。
さらに同紙は3番目と5番目のプランとして、リリーフ経験のあるティム・ウェイクフィールド、スモルツを
ブルペンで起用する案を提示。しかし現在の先発ローテから誰かを外すならば、一番不振の松坂でしかるべきであり、
ともに42歳の両ベテランに連投は厳しいことなどから、これらの案には否定的な見解を示している。
また、第4のプランはスモルツを加えた6人ローテーションで残りシーズンを戦うというもの。
ただしこの場合は、ジョシュ・ベケット、ジョン・レスターの両エースの先発機会のうち最大で合計8試合ほどが
不振の松坂らに振り分けられることになるため、僅差でプレーオフを逃す事態になろうものなら、
最大の失策となる可能性があると懸念を示している。
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