09/06/11 13:56:11 0
煙たい所には行きたくない? 阪神への移籍話が持ち上がった西武のG.G.佐藤外野手
(30)が10日、その阪神との交流戦(西武ドーム)に「6番・右翼」で先発出場。スタンドの虎党から、
ヤンヤの歓声を浴びたが…。
改装された西武ドームは、今季からホームのベンチが一塁側から三塁側に、ビジターが
一塁側に変わったため、G.Gが守る右翼の背後には熱狂的な虎党が陣取ることに。
1回の守備に就いたG.Gに「佐藤~、待ってるぞ!」と歓迎の声がかかると、G.Gも思わず苦笑い。
ある意味、阪神ファンも期待した打撃では3打席目まで凡退。「気ぃ使わんでもいいぞ!」
とのヤジも飛んだが、同点で迎えた9回1死一塁で阪神勝利の方程式の一角、アッチソンの
外角直球を逆らわず右前へ。一、三塁とチャンスを広げ、押し出しでのサヨナラ勝ちにつなげた。
試合後のG.Gは「逆方向に打つつもりはなかったが、決めに行かず、つなぐ意識だったので
(結果も)よかった」と振り返った。
米マイナーリーグからのたたき上げで、「体が資本」という意識が人一倍強いG.Gは、
試合後には埼玉・所沢から横浜市内のジムまで車を飛ばして筋骨隆々の肉体を維持。
また米球界の常識として「アスリートがタバコを吸うなんてもってのほか」という強い信念を持つ。
さらに「タバコを吸う人の言うことは信じられない」という思いが、愛煙家の多い西武首脳陣と
距離を作り、絶えない移籍話につながっているとの指摘もある。
ところが日本球界には現役最年長、46歳の横浜・工藤をはじめ、タバコを吸っても
息の長い選手がズラリ。フルイニング出場の世界記録を持つ鉄人、阪神・金本もその1人だ。
G.Gも金本も鋼鉄の肉体を誇るが、タバコがある限り、分かり合えない。仮にG.Gが
タテジマのユニホームを着ることになっても、阪神は金本以外の主力にも愛煙家が多いため、
犬猿ならぬ“嫌煙の仲”となるのは必至だ。
トレードとなれば、選手の言い分は通らないものの、阪神がG.Gを気持ちよく迎えるには、
球団あげての禁煙指令を出すしかない?! 果たして、G.Gが望むような「空気のいい」
球団はあるのか-。
ソース:ZAKZAK
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