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【イチローと松井秀の生態学】
(2)ファン、マスコミ対応
【何でもOKで毎試合律義に会見の松井秀】
●…仰木彬(故人)と長嶋茂雄。2人の日本のプロ野球時代の恩師だ。
ともにファンやマスコミを大切にした。仰木は自ら「パ・リーグの宣伝部長」と公言。
「イチロー」の名前を世に売り出し、取材にも時間の許す限り協力した。
長嶋も現役時代から、ファンサービスとマスコミサービスに人一倍、気を使ってきた。
そんな両者のもとで育った2人だが、ファンやマスコミへの対応は百八十度異なる。
松井は試合後、必ず会見に応じる。それも毎日だ。「ルーティンだから」と、
自ら会見場に足を運ぶ。雑誌や写真週刊誌の取材も、分け隔てなく受ける。
ファンのサインも時間の許す限りOKだ。
松井によれば「マスコミに話をするのは自分がどういう気持ちでプレーしているのか
ファンに伝えたいから」だ。連続出場にこだわっていたのも、高い入場料を払って
試合を見に来るファンが念頭にある。通常のファンは年に何試合も野球場に
来られるわけではない。だったら1試合たりとも簡単に休むわけにはいかないと考える。
プロ入りした時から、長嶋にスター選手としての心構えを説かれた影響が大きい。
(>>2以降へ続く)
ゲンダイネット
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