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体操の世界選手権（１０月、ロンドン）日本代表決定競技会を兼ねるＮＨＫ杯が６日から
２日間、東京・国立代々木競技場で行われる。
５日は公式練習が行われ、北京五輪個人総合銀メダルの内村航平（２０）＝日体大＝は
５月下旬に風邪で体調を崩したことを告白した。
せきと発熱の症状が出て、周囲から「新型インフルエンザか？」と疑われたが、
「練習は普通にできたので」（内村）病院に行かずに調整。ドーピングの問題もあり、
薬も飲まなかったという。
「しんどい時もあったが、熱でフワフワして体が軽かった」と１日約３時間の練習を
こなす根性で大会に合わせてきた。
優勝した４月の全日本選手権では、平行棒でミスが出たが「ミスのない演技をして
代表になる」と３年後の五輪と同じ舞台で行われる男子６人（女子４人）に与えられる
代表枠奪取を誓った。
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０８年東京運動記者クラブ最優秀選手を記念した盾を渡される内村航平
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