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6試合連続4失点以上のていたらくだった巨人のセス・グライシンガー投手(33)が、3日のロッテ戦
(千葉マリン)に先発。7回1失点(自責0)の快投を演じ復活したが、首脳陣にとっては痛しかゆしだ。
交流戦に入って、セ・リーグ同士の対戦での圧倒的な強さがすっかり影を潜めた巨人は
4試合連続引き分けの消化不良に終わった。原監督は「ややもすれば連敗も十分考えられた中、
投手を含めた守りが非常に良かった。グライシンガーは緩急をつけて彼本来のペースで
投げられたのではないか」と、あえて前向きに話した。
最近数試合とは別人のような投球を見せたグライシンガーは「今日の感じを続けていきたい」
と手応えをつかんだ様子だが、首脳陣にとって頭の痛いデータもある。
この日、先発マスクをかぶったのは第2捕手の鶴岡。今季不振のグライシンガーだが、鶴岡と
先発バッテリーを組んだ4試合に限ると、防御率3.12(26回、自責点9)と好投している。
正捕手の阿部と組んだ場合の5.57(42回、自責点26)と大差がついた。
グライシンガーは巨人移籍初年度の昨年、阿部のサインに首を振りまくってあつれきを生んだ。
終盤には、基本的にグライシンガーの意思通りに投げることで手を打ち、阿部は親しい関係者に
「グラが先発する試合は気が楽。リードを考える必要がないんだから。打撃に集中できるよ」
と皮肉っぽく話していた。
【頭が痛い首脳陣】
今季の阿部に関しては、昨年痛めた右肩の状態を配慮し、休養を取りながらの出場。
チーム50試合中、先発マスクは36試合に止まり、20勝11敗5分け(勝率.645)。
残りの14試合を鶴岡が埋め、9勝4敗1分け(.692)で勝率にはそれほど差がない。
ただし、後半戦の勝負どころとなれば阿部に頼ることになるはず。4月21日にはグライシンガー
-阿部のバッテリーでヤクルトを3安打完封したこともあるのだが…。ここにきて浮き彫りになった
相も変わらぬエースとキャプテンとの相性の悪さは気になるところだ。
ソース:ZAKZAK
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