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夢の球宴…。過日、今年の開催要項が発表された。7月24日(札幌ドーム)、25日(マツダスタジアム)の2試合。
しかしニュースは新聞の片隅に追いやられた。
かつて華やかだった。“スター軍団”に圧倒された。選手も選ばれることが勲章だった。球場に足を運ぶファンは
その瞬間を待ちわびて心を躍らせていた。楽天・野村克也監督(73)が以前、“夢の球宴”の存在価値をこう話していた。
「一流の選手が一流の技を見せる。まさにオールスターやった。野球の最高のプレーを届ける。
その中に自分がいることが、誇らしく思えた。まして人気のセ・リーグには長嶋や王がおった。
自分を世間に示す絶好の場だった。野球界全体がソレで盛り上がったんだ」
野村監督は選手時代、入団4年目の1957年から77年まで21年連続して選ばれた(69年はけがで辞退)。
80年にも出場して最多の21回出場を誇る。ところが選手にとって「名誉」はいつのまにか
“お荷物的存在”となっているのが悲しい。
いつの日からからだろう。「あの期間は休みたい」「けがしたらつまらない」…。
こんな不謹慎な言葉が選手から聞こえてきた。そんな気持ちがパフォーマンスに悪影響を及ぼしたか。
手に汗握るプレーは消え、淡々と消化されていく。選手側の責任だけではない。世の中も変わった。
(続く)
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