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【コラム】日本のプロ野球どこまで米国のマネをするのか なぜ“自立”できないのか - 暇つぶし2ch1:鳥φ ★
09/06/02 11:27:31 0
19世紀、イギリスのジェントルマン(地主階級)は人を憎み殺し合うテロや戦争を嫌い、
戦争で傷ついた体と心を“癒やす”のに狩猟(hunting)や魚釣り(fishing)を始めた。ジェントルマンは富裕で
都市と田舎に住宅を持っていた。田舎で狩猟、釣り、競馬などの戸外のスポーツ(sports)を楽しみ、
都市で暴力を振るった戦争の代わりに、肉体を激しくぶつけ合うラグビー、サッカー、レスリング、ボクシングなどの
“競技スポーツ”を発明して楽しんだ。(多木浩二著『スポーツを考える』)

非暴力の競技スポーツには規律というか、規則(rule)が必要で、そこから各種競技にルールがつくられ、
プレーとルールを監視する審判も必要になった。こうして19世紀から20世紀にかけて
「競技者+規則+審判=競技」という図式が出来上がった。ルールに一貫しているのは
スポーツマンシップ(sportsmanship)。通常、「公明正大な態度」と訳される。

スポーツが英国の発明語なら、ベースボール(baseball)は米国の発明語だった。ベースボールは横文字圏の国では
そのまま広がったが、漢字圏の国・地域では“棒球”などとなった。日本は野球と名訳した。
ただ、微(び)に入り、細(さい)をうがつ野球規則書だけは年々厚くなり、100年余の今でも改正、改訂が加えられている。

そういう野球の“競技バランス”を崩すような動きが大リーグ球団の
“若きGM(general manager=総支配人)たち”の間から出て、日本のプロ野球に波及しつつある。

一人のGMが選手の出塁率(打数、四死球、犠飛の合計数で安打、四死球の合計数を割る)に目をつけ、
高率の選手を低額で獲得し、その選手の活躍でチームの勝率を上げた。これによって出塁率が注目され、
そのGMは引き抜かれて当代一のGMになった。GMたちの地位は向上し、今ではコミッショナー、
オーナーに“直言”できるまでになった。

(続く)
URLリンク(www.sanspo.com)



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