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原監督はグライシンガーに何か“借り”でもあるのか (ゲンダイネット)
●五回途中5失点でまたもKO
「本来の出来には程遠い。このところの安打数、四球の数、失点を見ても
本来の姿ではないね」
27日のソフトバンク戦で先発したグライシンガーが5回途中5失点でKO。
3―5で敗れた原監督はこうエースの背信投球を嘆いた。
これで6試合連続で4失点以上のピッチング。勝ち星こそ5勝(4敗)を挙げてはいるが、
防御率は規定投球回数に達しているセ・リーグ19投手の中で断然のワーストで5.16。
とっくに二軍に落ちていてもおかしくない数字だ。
「維新」を掲げる原監督は今季、「名前では使わない」と過去の実績を度外視して、
完全実力主義で選手を起用することを明言している。実際、野手陣では松本や
工藤など、ほとんど実績ゼロの選手を起用。期待に応えているため、使い続けている。
投手陣でも6試合に先発して白星がなかった内海には、二軍行きを命じた。
それなのに、グライシンガーだけはただひとり特別扱い。評論家の堀本律雄氏がこう言う。
「原監督は2年連続最多勝のグライシンガーに開幕投手を任せた。それは今年1年間
グライシンガーを中心にローテーションを回すという意思表示でもあるから、多少のことでは
二軍には落とせないのは理解できる。二軍には木佐貫、栂野(とがの)などが控えている
とはいえ、帯に短し、たすきに長し。『実績のあるグライシンガーなら修正するだろう』という
首脳陣の考えもあったのでしょう。しかし、6試合連続乱調となると話は別になってくる。
内海のように二軍でミニキャンプを張らせるのも手ですが、プライドが高いグライシンガーを
首脳陣がしっかり説得しないといけません」
(>>2以降へ続く)
(日刊ゲンダイ2009年5月28日掲載)
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