09/05/29 10:45:20 0
バルサにあやかりたい! J2ベガルタ仙台が28日、宮城県利府町の宮城県サッカー場で約2時間の練習を行った。
紅白戦では、欧州チャンピオンズリーグで3季ぶりに優勝したバルセロナ(スペイン)に誘発され、
4-3-3システムにトライ。新システムで戦術のバリエーションを増やし、あす30日のアウェー水戸戦から
8月16日のアウェー徳島戦まで続く第2クールで快進撃を狙う。
紅白戦の2本目。1本目に通常の4-2-2で戦った主力組が、4-3-3にチェンジした。
「バルセロナは組織的に戦って、リーグを制することができた。目指すところはあそこです」
手倉森誠監督(41)は新たな試みに好感触だ。指揮官は、日本時間28日未明に行われた欧州チャンピオンズリーグの
テレビ中継をビデオ録画。バルセロナが2-0でマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)を下した決勝戦を、
この日朝に観戦し、バルセロナの4-3-3システムをさっそくチームに取り入れた。
関口、梁の両MFを前線に上げ、FW中原との3トップに。2列目は斉藤、千葉、富田のMF3人でスリーボランチを結成させた。
欧州一に誘発されただけではない。11勝2分け4敗、勝ち点35の3位で第1クールを終えたベガルタは、
あす30日のアウェー水戸戦から第2クールに突入。毎年のように夏場に失速する悪循環を断ち切ろうという狙いもある。
手倉森監督は「つかまえどころのないシステムに変えることも考えないと」と話し、4-4-2に比べて
広範囲にボールを動かせる新システムに夏場克服の活路を見いだした。
MF斉藤は「ああやって(広範囲に)ボールが動くと、向こうからすれば嫌だし、こっちは体力を消耗しないで済む」と利点を強調。
梁は「夏場を考えて、ひとつのオプションを持っていたい」と、暑い季節を乗り切るために効果的な戦術と確信している。
第2クールは、7季ぶりのJ1昇格を目指すベガルタにとって大事な時期。第1クールの勢いに変化を加え、
着実に勝ち点を積み重ねた時、バルサのような歓喜が現実味を帯びてくる。
URLリンク(www.sanspo.com)
URLリンク(www.sanspo.com)