09/05/22 13:51:26 0
資金難などを理由に運営会社が撤退した関西独立リーグに、救いの手が差し伸べられた。
21日、全4球団がそれぞれの選手、関係者に事情を説明した。
吉田えり投手(17)が所属する神戸では、給与体系の見直しなど、厳しい“節約案”が
示される一方、新たなスポンサー候補が名乗りを上げたことが判明。
他の3球団でも、支援希望の連絡が入るなど、リーグの先行きが不透明ななか、
一筋の光明が差し込んできた。
前日(20日)の話し合いでは、当初、各球団が予算に組み込んでいた分配金3000万円が
支払われなくなったことが決まった。しかし、会見報道などで窮状を知った数社から、
この日の朝になって、神戸だけでも問い合わせが相次いだ。
「『どれくらい(の金額)なら助けてあげられますか』とか、『100万円ぐらいなら』
という問い合わせや、カンパで1万円を送ってくださった方もいました」と、
神戸・廣田和代代表取締役(48)。
廣田代表取締役によれば、リーグ運営に興味を示す企業もあったという。他の3球団にも同様に、
支援に前向きな連絡があったという。
問い合わせや、現在のスポンサーへの対応で、三田市内での練習への到着が遅れた
廣田代表取締役は練習後に監督、コーチ、選手に事情説明。選手には5月分の給料は
これまで通りに支払うことを伝えた一方、一律月額20万円(9か月契約)から、
出来高制を取り入れるなど、給与体系変更の可能性を示唆した。
23日には明石球場で来春から参入予定の三重を含め、合同で説明会が行われる。
ある選手は「せっかくの機会なんで言いたいことを言っておきたい」と話した。
リーグ戦は現在新型インフルエンザの影響で24日までの試合が延期になっているが、
28日以降は予定通り行われる方向。再出発に少しだけ明るい兆しが見えてきた。
URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)
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