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阪神は２１日、西武・野田浩輔捕手（３１）を獲得する方針を固めた。
正捕手・矢野輝弘（４０）の復帰のメドが立たず、狩野恵輔捕手（２６）のサポート役の
必要性から、野田に白羽の矢を立てた。中継ぎ投手を交換要員に、交流戦明けの
トレード成立を目指す。また、新外国人として元西武のクレイグ・ブラゼル内野手（２９）、
３Ａ所属の日本球界未経験者の２人に絞り、２２日にも最終決定する。
巻き返しに向けた真弓阪神が、西武のベテラン捕手獲得に動いた。
ある球団首脳は「捕手の補充も考えている。同一リーグは難しいので、交流戦明けに
なるだろう」と明かした。西武側も中継ぎ投手の補充を目指しており、交換トレード
成立の可能性が高い。
野田は２００４年のプレーオフ第２ステージ第３戦で決勝アーチを放つなど打力にも
定評がある。昨年も日本シリーズに出場しており、大舞台の経験も豊富だが、
西武では細川、銀仁朗、上本の陰で年々、存在感が薄れていた。
オフに２番手捕手の野口がＦＡで流出した阪神は、開幕前にも水面下で野田の獲得を検討。
その時点では矢野の早期復帰が見込まれ、現場サイドの判断で立ち消えとなっていた。
しかし、矢野の復帰のメドは立たず、狩野にアクシデントがあった場合を想定しても、
安定感のある捕手の補充は不可欠。野田を獲得できれば、現在、１軍ベンチにいながら
出番のない清水、岡崎という控え捕手も、２軍で経験を積ませることができる。
また、第２、第３のトレードも積極的に仕掛ける。右翼で起用している桜井、林は守備に
不安があり、新外国人も打力優先でリストアップしている。借金６からの巻き返しへ、
真弓阪神の舞台裏が活性化してきた。
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西武ライオンズ 野田浩輔 URLﾘﾝｸ(www.seibulions.jp)