09/05/21 03:24:48 jbZdYVoY0
関西独立リーグ:運営会社撤退、新たな事務局つくり存続へ
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所属チームへの分配金未払い問題で揺れる野球の関西独立リーグの運営会社(中村明代表)は20日、リーグから
撤退することを表明した。今後、明石▽神戸▽大阪▽紀州の4球団が役員を出して新たな運営事務局をつくり、リーグを
存続させる。1球団3000万円の分担金は結局支払われず、リーグ、球団の維持には難しい状況が続きそうだ。
中村代表と、10年度から参入予定の三重を含む5球団の代表がこの日、和歌山市内で記者会見。中村代表は分配金の
原資がないことを認めた上で、「ご迷惑をかけた。撤退が妥当だと思った」と述べ、「昨年秋に経済情勢が変わり、スポンサー
のキャンセルが十数社出た。スポンサーからの収入は2億円ほど不足している。事業計画に甘さもあったと思う」と説明した。
会見は当初、19日に4球団の代表者協議で決まった経費削減策などについて発表する予定だったが、午前中に中村代表と
一部球団の代表が協議。分配金を早急に支払い、運営会社に球団から役員を派遣し、経営を透明化することで合意した。
だが、1度目の会見の場になって中村代表が分配金の財源や支払期日などを明言せず、「まだ球団との間に意見の相違が
あり、それをクリアにしてから払う」などと態度を一変させたため、球団代表側が反発。一度は全球団がリーグ脱退を宣言する
など収拾がつかなくなり、別室で再協議するという場面もあった。
運営会社は興行権や放映権を保有するとともに、審判や公式記録員の確保などにあたってきた。運営会社の撤退を受けて、
これまで各球団と交わしてきた契約書は破棄され、各種権利の移譲については、双方で詰める。
神戸の広田和代社長は「これまで運営会社の縛りがあってできないこともあった。経営的に苦しい状態ではあるが、前向きに
とらえて乗り切るしかない」と語った。紀州の竹中則行社長は「夢を追い求める選手を抱えており、やめるわけにはいかない」と
力を込めた。【平本泰章】
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ここまで資金難が表沙汰になってグダグダになった状態から母体変えて存続するのって至難の業だな