09/05/18 22:51:41 0
「小さな国会」の壇上に立った太田光総理(爆笑問題)が吠えた。「二世議員は一切認めません!」。
いわゆる世襲・二世問題では、「後継者」が親や親族の選挙区から立候補するのをやめさせようといった
制限案は最近、国会議員の間からも出ている。
番組が衆院議員478名に匿名アンケートを取ってみると、(たったの)31名が回答。
二世議員に共通する性質として、「肝心なときに逃げる」(自民党)、
「親が出来なかったことを自分がかなえたい。
親の敵討ちを自分がやりたいという発想や行動が見える」(民主党)、
はたまた「おやじ自慢やおじいさん自慢をする議員がいる」など、二世にウンザリしてる
議員がいることはたしかなようだ。
ただ、世襲を制限するというアイデア、少なくともリアル総理ら世襲議員からの受けはよくない。
今回の番組でも、自民党の山本一太ら二世議員多数に加えて、東八郎の息子である
東貴博ら二世タレントが大挙出演したが、これら「二世軍団」は民主党の渡辺周以外、
全員がマニフェスト反対である。
そんななかで、この番組のソーリのマニフェストはリアルよりも一段と過激な内容である。
「現職の二世議員は今期限りで立候補禁止」「親族に国会議員がいる人は立候補禁止」。
アメとムチを使い分けるバラエティ番組の「太田総理」では、そういうエクストリーム化の必然の
要請はあるにせよ、番組を通じて、二世に対するソーリの腹の底からの「悪意」は感じられた。
「二世、三世は無能だと思ってる」ソーリは、二世にじつに手厳しい。アズマックスには
「東はおもしろくない」「二世じゃなければとっくに消えてる」と言いたい放題。
反対派の「定期的に選挙というリストラタイムがある」(亀井亜紀子・国民新党)、
「世襲で(選挙に)落ちてる人だっていっぱいいる」(田村憲久・自民党)といった反論には
「そういう(落ちるべき)人が淘汰されないシステムになってることが問題」と一喝し、
「世襲で落ちる奴はよっぽどバカなんだよ」と、精神的師匠筋の
立川談志を彷彿とさせるしゃがれ声で吐き捨てた。
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