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5月15日（金）東京・JBスポーツにて、川尻達也（T-BLOOD）が公開練習を行った。
川尻は5月26日（火）神奈川・横浜アリーナで開催されるFEG『DREAM.9フェザー級GP 2nd ROUND』の
ライト級ワンマッチで元HERO’Sミドル級王者J.Z.カルバン（ブラジル）と対戦する。
公開練習後の囲み取材で川尻が同大会で行われるスーパーハルクトーナメントに苦言を呈した。
世界超人選手権と銘打たれ、無差別級で行われるこのトーナメントは元メジャーリーガーの
ホセ・カンセコ（キューバ）がチェ・ホンマン（韓国）と対戦。
他にもボブ・サップ（アメリカ）VSミノワマン（フリー）が組まれるなど、バラエティ色の強い試合が
並んでおり、川尻VSカルバン戦やフェザー級GP2回戦とは毛色の違うものだ。
このトーナメントに対して川尻は「ハルクだかカンセコだか知らないけど、僕は本物の戦いを見せます。
僕がリアルな戦いを見せて、テレビを見ている人に総合格闘技が凄いと思わせない」とコメント。
改めてトーナメント開催について質問が挙がると「面白いか面白くないかで言うと面白くないですよ（苦笑）。
でもそうしないといけないという状況が自分自身ふがいないし、ムカつきます。簡単に言えば僕たちだけでは
テレビの前の人を振り向かせられないということだし、自分はそこでのし上がりたいです」と複雑な心境を
明かしている。
また同日に高谷裕之（高谷軍団）も「カンセコは僕が野球をやっていた頃に好きだった選手ですけど…
それ以上は何も考えてないですね。誰が出るのかもチェックしてないし。やっぱりちょっとはムカつくかなって
感じです」とハルクトーナメントには厳しい言葉を残した。
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