09/05/15 16:43:02 0
(>1の続き)
今後もNPBは、昨年約2億円の赤字が出たアジアシリーズの存廃、球宴のあり方、代表チームの
対抗戦などをリンクさせ、包括的に論議していくことになる。加藤良三コミッショナーは「いまは熟慮の段階」と
慎重。7月のオーナー会議で判断を仰ぐための原案づくりの最中で、中心となっている
ソフトバンク・小林至球団取締役は「理念と収支と財政のバランスを、どう取るかです」と説明する。
現段階で結論は出ていない。
加藤コミッショナーは昨年、日本代表チームの常設を念頭に置いていた時期があった。強化の一環としてだ。
だが、五輪から野球は除外されており、一流のプロが出場する国際試合は、2013年の第3回WBCまでない。
構想は宙に浮いたままとなっている。
惨敗した北京五輪後、球界を覆った重苦しい空気は記憶に新しい。3連覇がかかる次回のWBC。
ファンの期待は第2回大会以上に大きく膨らむだろう。国際試合のグランドデザインを描く場合、
代表チームの強化につなげる視点も必要になる。