09/05/15 05:53:51 0
2008年4月から09年3月までの1年間に流されたテレビCM1万7765作品のうち、
約6割が視聴者の印象にほとんど残っていないことが、
民間調査会社「CM総合研究所」(東京・港区)の調査でわかった。
調査は、関東地方に住む6~89歳の男女計3000人に毎月、筆記式アンケートを実施。
印象や好感を持ったCMを最大五つまで記入してもらった。
その結果、CMを出した2019社中、777社のCM1万147作品は全く記載されなかった。
その中には、一つの商品のCMに最大3億円以上を費やした企業が3社あったほか、
年間に最大で905回流していた企業もあった。
一方、最も優れたCM評価を得た企業は「白戸家シリーズ」のソフトバンク、
「BOSS」などのサントリー、任天堂の順だった。
同研究所の関根建男代表は「名のあるタレントやクリエイターを使えば意識に残るというわけではない。
CMと販売には関連性があり、印象に残らないCMは企業に貢献せず、日本経済のロスですらある」としている。
読売新聞 2009年5月15日03時09分
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)