09/05/12 18:12:00 0
これまで長い間、視聴率戦争を繰り広げてきたフジテレビと日本テレビ。「局の顔」ともいえる
女子アナも例外ではなかった。特に90年代初頭、フジはアイドルアナの起用で視聴率を伸ばす。
遅れを取っていた日テレは、永井美奈子や薮本雅子などといった女子アナたち3人組のユニット「DORA」を結成。
巻き返しを図った。
しかし当時、日テレの女子アナは報道色が強く、バラエティーアナというのはあまり重要視
されることはなかった。ところが自らバラエティーアナとして、コスプレなどのかぶり物を披露してきたのが、
2007年に自殺した大杉(旧姓・鈴木)君枝アナだ。
“元祖アイドルアナ”といわれた。ピカイチのアナウンス技術を持って日テレに入社した彼女が、
あえてバラエティーアナとして活躍したのには、あるきっかけがあったという。
「実は、君枝アナは入社直後の89年から約10年間も『所さんの目がテン!』という番組の
司会進行をしていました。番組自体は日曜の朝7時という地味な時間帯だったのですが、
彼女はどの番組よりも気合いを入れていました。
番組の内容は、素朴な科学の疑問を実際にリポーターや司会者が体験しながら解き明かすという内容で、
彼女は番組内でハゲヅラを被ったりセーラー服を披露したりするなどコスプレ姿になることが多かったのです。
当初は、あまり乗り気ではなかったのですが、先輩のアナに『ニュースを読むのも、
コスプレで分かりやすく説明するのも伝える点では同じ』といわれ、
自分から進んでバラエティー番組をこなすようになりました」(日テレ関係者)
その後、天性の明るい性格やスター性が評価され、バラエティー番組などにも多数出演。
しかし、あくまで君枝アナは自分がメーンになるような役回りを避け、ナレーションや
リポーターなどのどちらかといえば地味な仕事に徹した。
君枝アナをよく知る制作会社スタッフが明かす。
「もともと君枝アナは結婚願望が強くマイペースな活動を望んでいました。
当時の女子アナの出世コースは、報道番組のメーンキャスターを務めるケースがほとんどでした。
URLリンク(npn.co.jp)