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◆J1第11節 磐田3―1大宮(9日・ヤマハスタジアム)
一人だけJレベルを超越していた。今や磐田不動のエースとなったイ・グノがこの日も
2得点1アシストの大活躍。前半3分に右足で先制すると、後半ロスタイムにも
ドリブルでGKを含めて3人かわしてのスーパーゴール。3―1の快勝に導いた
ヒーローは「2点目はあまりにも完ぺきだった」と声を弾ませた。
公式戦7戦勝てなかった(4分け3敗)磐田は、6戦6発のイが加入した後、
4勝1分け1敗とまったく別のチームに生まれ変わった。しかし、この快進撃も
長くは続かないかもしれない。
イが7月に欧州クラブからオファーを受けた場合、必ず交渉のテーブルに着かなければ
ならない、という契約条項が含まれていることが判明。
移籍金ゼロ、9か月契約で総額2250万円(推定)のお買い得品には実はウラがあった。
今シーズン末まで保有権を持つ磐田側は全力で引き留める構えだが「もし正式に話が
来たら交渉に応じないと」と関係者は厳しい表情を見せた。
イは4月の入団会見で「今年は磐田のために頑張って、年末にオファーがあれば考えたい」
と欧州志向を隠さない。近い将来の移籍を見据えて、現在1試合1点ペースでゴールを
量産中。3月にはパリSGとの本契約寸前で破談になったほど市場での評価は高い。
7月にオファーが来れば“事実上放出やむなし”のクラブにとっては非常に苦しい状況
といえる。
しかも、28日には韓国代表招集が決定的。FIFAの移籍市場は7月17日にオープンするが、
代表戦や交渉期間などを考えると最短で24日の名古屋戦が“Jラスト”となる危険性も
浮上した。確実に日本でプレーできるのはあと2試合。チームは助っ人のいる間に、
必死で勝ち点を稼がなければならない。
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