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小泉今日子、蒼井優、村岡希美(のぞみ)、渡辺えりという個性的な4人が、女優という不思議な
“生き物”を演じる舞台「楽屋」(清水邦夫作)が、10日から東京・三軒茶屋のシアタートラムで
上演される。演出を手掛けるのは、NHK「サラリーマンNEO」や映画「ヤッターマン」など
幅広いキャラクターで活躍する俳優、生瀬(なませ)勝久。「笑いが出る芝居として作るなら、
僕の力が出せるかなと思った」と意気込みを語る。
「学生時代、所属していた劇団の女優陣が自主公演的にやったことがあるので、知らない作品では
なかった」と生瀬が言う「楽屋」は、清水作品の中でも上演回数が多く、女優ばかりでなく男優でも
演じられる人気作品。チェーホフを上演中の劇場の楽屋を舞台に、4人の女優がそれぞれの役への思い、
舞台の経歴などを語り、女優という不思議な職業が浮かび上がってくる。
演出の依頼の際、おもしろくしてほしいと言われたという生瀬は、今回の出演女優4人ともに
共演した経験がなく、いい出会いを求める意味でも、この仕事を引き受けた。
「(渡辺)えりさんは清水さんが好きな方なので思い入れもあり、台本をすごく読み込んで来られる。
でもその分悩んで、道を狭くすることもある。もっと軽くやっていいですよ、といった感じで、
みんなのバランスを取りながらやるのがぼくの役割かな」
これまで俳優として、名だたる演出家に指導を受けてきた。「すごさを肌で感じてきて、こうすれば
俳優が乗っていくのか、いつかは使わせていただきたい、と思うことがたくさんあった」。
そんな経験を生かすチャンスがやってきたと喜ぶ。
「昔は女優業というのがあった。それぞれが自分のスタイルを持った人たちだったんです」。
そんななつかしさと華やかさ、影が入り交じった作品になっている。
MSN産経
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◆画像 「楽屋」を演出する生瀬勝久
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