09/05/08 22:51:12 0
エリザベス2世女王の所有馬の一頭が、禁止薬物の検査で陽性反応を示した。
6歳馬ムーンリットパスは、今年2月のハンティンドン競馬場のデビュー戦で6着に敗れた後、出血を抑える
禁止薬物の検査で陽性反応を示した。
調教師のニッキー・ヘンダーソンは、2ヵ条に違反したとして英国競馬統括機構から責任を問われている。
女王の競馬担当者マイケル・オズワルド氏は、深い失望を示し、また女王にこの報せが届いていることも
明かした。
英国競馬統括機構は、ヘンダーソン調教師が、管理馬にトラネキサム酸を「競走能力を高める意図ないしは
競走能力に何らかの影響を与えると知って」与えたことの責任を問われているとした。
公聴会は6月に開かれる予定。
ヘンダーソン調教師はトラネキサム酸の投与を認めた上で、ドーピングではないと主張している。
「問題とされている物質は、常に最も尊重されるべきである馬の幸福のためだけに、私が依頼した獣医に
よって与えられたものです。そこに競走能力向上という意図は全くありませんし、また、我々がそのレースを
圧倒的人気の馬で勝ったことも指摘されるべきです。」
ムーンリットパスは、その後2回走り、共に13頭立ての4着に敗れている。
(翻訳・文責:かえりちりめんφ ★)
ソース
URLリンク(www.bloodhorse.com)
Horse Moonlit Path | Racing Post
URLリンク(www.racingpost.com)
記者注
・ムーンリットパスのデビューが遅いのは、障害レースだからだと思われます。
・デビュー戦の1番人気(1着)は単勝1.6倍のヘンダーソン調教師の管理馬で、ムーンリットパスは同17倍でした。