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映画「フラガール」の大ヒットを機に「フラガールが生まれた街」としての知名度を上げた
いわき市とフラダンス文化発祥の地米国・ハワイの間で、市民レベルの交流が広がっている。
いわきハワイ交流協会(小野英人会長)が橋渡しとなり、ハワイの小、中、高一貫名門校
「カメハメハスクール」の生徒らが6月、日本文化を学ぶためいわき市を訪れる。
常磐ハワイアンセンター(現スパリゾートハワイアンズ)の誕生物語を描いた「フラガール」に
感銘を受けたスクール関係者の「いわき市で研修を行いたい」との思いが結実する。
スクールは同市での研修を継続する考えで、同協会が紡いできたハワイとの交流が花を咲かせつつある。
同協会によると、スクールの関係者が映画の舞台となったいわき市の存在を知り、
今年に入って同協会と接触。同協会がこれまでハワイとの交流を深めてきた経緯などもあり、来市に至った。
スクールの生徒と引率者11人は6月2日から4日まで同市を訪れる。同協会が市内の中学校に
受け入れを依頼しており中学生らと交流する計画。同協会は、スクールから同市に毎年訪れることになれば、
ホームステイなどで滞在する方法も考えている。
一方、市内では国際的観光交流を目的に、フラダンスも取り入れた国際ダンスフェスティバルの開催を
模索する動きもある。県内でも随一の温暖な気候と「フラガール」のヒットを契機に根付いている
「フラ文化」を足掛かりに、国際観光都市の実現に向け、着実に歩みが進んでいる。同協会の会員は4月、
スクールとの打ち合わせのためハワイを訪れた。
小野会長は「福島県からは多くの移民がハワイに渡っている。ハワイ移民の祖国を思う
強い気持ちを感じている。ハワイと福島県、いわき市の橋渡しができれば」と話している。
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