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女子シングルスで８強入りした石川佳純（１６）＝ミキハウスＪＳＣ＝が、ダブルスで
福原愛（２０）＝ＡＮＡ＝と初めてペアを組むことが３日、明らかになった。
１２年ロンドン五輪を見据えた新エースペアを結成し、６、７月のプロツアー
４大会に出場する。石川は準々決勝で世界１位の張怡寧（中国）に敗退。
男子ダブルスの水谷隼（１９）＝明大＝、岸川聖也（２１）＝スヴェンソン＝組は
この種目１２年ぶりのメダルが確定したが、女子ダブルスの福原、平野早矢香（２４）
＝ミキハウス＝組はメダルを逃した。
卓球界最強のアイドルペアの誕生だ。女子代表の村上恭和監督（５１）は、
女子ダブルスについて「相手に、どのペアが出てくるか分からせないのも、
戦術のひとつ。そのために、６月からの国際大会は、福原と石川のペアで
臨みたい」と明言。３年後のロンドン五輪に向け、石川を軸に、平野を含めた
３人で強化を進める方針を示した。
石川と福原は０７年９月にエキシビションマッチで小学生と対戦した経験はあるが、
公式戦や強化合宿でも組んだことはない。だが、右利きの福原にとって
サウスポーの石川は、味方の進路をふさがず、広くコートをつかえる大きな
利点がある。石川を指導する大嶋雅盛・ミキハウス監督（５２）も「お互いに力の
ある選手。面白い組み合わせ」と相乗効果を期待した。
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