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●王辞任で担当記者まで…
26日の試合では楽天投手陣に完封リレーを許して負け越し。秋山新監督率いるソフトバンクが、
序盤戦から借金生活(9勝11敗)を送る苦しい展開だ。
楽天には2カード連続の負け越しという屈辱だが、秋山監督は「何もないでしょう。0点じゃどうしようもない」
と言葉少な。チームは多村、松田といった打線の中核に故障者が続出し、先発投手陣も不安定。
秋山監督の表情も沈みがちだ。
だが、チーム状態よりも深刻なのは「観客減とファン離れ」と嘆息するのは地元マスコミ関係者だ。
今季のソフトバンクの開幕カード(対オリックス戦、4月3日)の観客数は3万106人。
これは昨季(対楽天戦、3万5722人)と比べれば約5600人の減。開幕3試合の合計では
9万8396人→8万8509人と、新監督を迎えたというのに、約1万人も減った。
以降、ガラガラのスタンドを見て関係者がため息をつく試合が続いている。
「オフにヤフードームを改修して家族向けシートや貴賓席を充実させたが、開幕戦は一塁側の
内野席ですら8割程度しか埋まらなかった。でも、一番深刻なのは外野スタンドに空席が目立つこと。
ホークスのファン、応援団すら減っているという証左だからです。危機感を募らせている笠井球団社長は
職員を集めて“何とかしろ。集客プランを出せ”とゲキを飛ばしたそうです」(球団事情通)
その上、ソフトバンクはマスコミの注目度も低下の一途だからダブルパンチだ。
「“世界の王”が辞任したことで、今シーズンは一部スポーツ紙が福岡駐在員を引き揚げたり、担当記者を削減。
東京、大阪の紙面でソフトバンクを扱うスペースは極端に小さくなりました」(マスコミ関係者)
マスコミの注目度が下がったのは、勝っても負けても多くを語らない秋山監督のアピール不足を指摘する声も。
パ・リーグトップの動員数を誇り、観客の実数発表を始めた05年以降、ホークスは一度も動員数200万人
(昨季は225万44人、1試合平均3万1251人)を割ったことがない。
だが、現状では早くも200万人割れのピンチ。人気回復の起爆剤もなく、
開幕から1カ月で秋山ホークスは早くも正念場だ。
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