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元日本代表ＭＦでＪ２東京Ｖ前常務のラモス瑠偉氏（５２）が、ビーチサッカー日本代表監督候補に
リストアップされていることが４月３０日、分かった。ラモス氏は０５年の第１回ビーチサッカーＷ杯
（リオデジャネイロ）でも日本を指揮して４強に導いており、実現すれば２度目の“日本代表監督”就任となる。
熱血指揮官・ラモス氏が、再び日本を率いる可能性が出てきた。日本サッカー協会関係者らによると、
すでにラモス氏と協会幹部が接触。ビーチサッカー日本代表監督への再登板について、意見を交わしたという。
ビーチサッカーは０５年に国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）主催のＷ杯がスタート。第１回でラモス・ジャパンは
４強入りして、世界を驚かせた。だが、同氏退任後は低迷。毎年開催のＷ杯には連続出場中も、
昨年の第４回Ｗ杯（マルセイユ）は１次リーグで敗れた。
次の照準は、今年下半期にＵＡＥで開催の第５回Ｗ杯。第４回では選手の河原塚毅が兼任監督を
務めたこともあり、ある協会幹部は「東京Ｖとの（アドバイザー就任の）交渉が先だが、もし（専任監督に）
就いてくれればうれしい。結果を残した人だし」と望んだ。
ラモス氏は４月２日の東京Ｖ株主総会で常務取締役を退任。その後クラブに残る方向で契約交渉をしてきたが、
同２８日の３度目交渉でもまとまらず「他クラブへ研修とかにも行きたいし、将来はまた監督もやりたい」などと
語っていた。東京Ｖとは７日に再交渉予定だが、日の丸を胸に絶叫するラモス氏の姿を、再び見られるかも
しれない。
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