09/04/30 02:16:31 +1tqenDD0
『誠のサイキック青年団』というビジネスモデル
1.オンエアでも芸能界の裏ネタなどは扱うが決して個人名など核心までは喋らない。
ある時は筆談をしながら「えぇ!?ホンマですか?」などとリスナーの裏ネタに対する飢餓感を煽る。
2.番組内に『答えの言えない積立クイズ』と称した芸能人の裏ネタに関するクイズコーナーがあり
「誰がホモか?」「誰がヅラか?」などの身内でしか知りえない内容を出題。
そして正解者には2万円をプレゼントするが正解は番組では明かされない。
そのことによってリスナーの裏ネタに対する飢餓感を煽る。
3.ここまでなら一向に金儲けにはならないのだが1,2で述べた裏ネタが直接聞けるチャンスがある。
それが年に数回行われるイベントや本のサイン会である。
イベントは勿論有料だし、サイン会なら本を買わなければならない。
しかしさんざん裏ネタに対する飢餓感を煽られたリスナーはイベントやサイン会にこぞって押しかけ
「ホモのタレントは誰?」「ヅラのタレントは?」などと質問をしその答えを聞いて溜飲を下げるのである。
つまり、モザイク有りの無料サンプルはラジオでばら撒いてモロ映像は有料情報としてイベントで販売
これが20年間続いてきた『サイキック青年団』のビジネスモデルである。
そういう意味ではネット時代を先取りしていたとも言えるがそのネットの普及により
裏ネタの価値自体が陳腐化した事と自分たちのイベントネタがネット上にばら撒かれた事が
『サイキック青年団』というビジネスモデルの崩壊に繋がったと言える。
今回の騒動についてネット上では「圧力をかけたのはどこだ?」と犯人探しの議論が聞かれるが
いずれにせよ同業者の恥部を切売りしてゼニ儲けするような行為が許されるわけはない。