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犬飼会長が人生初の本出版
URLリンク(hochi.yomiuri.co.jp)
日本サッカー協会・犬飼基昭会長(66)が、人生初となる著作本を発刊することが27日、明らかになった。
「今日、有効な戦術が明日、通じるとは限らない ~FIFAワールドカップ・ベスト4への常勝ミッション」(宝島社新書、税込み700円)で、
5月9日から全国書店で発売される。
2010年W杯南アフリカ大会アジア最終予選が大詰めを迎える中、岡田武史監督(52)が目標に掲げている本大会4強進出を
果たすため、そして将来的に世界と肩を並べる「日本らしいサッカー」を実現し、15年には世界のトップ10の強豪に成長するために
何が必要なのか、さらにはJリーグシーズン制の移行の重要性なども説明。埼玉県教育委員を務めていた経験からスポーツ文化や、
「弱点矯正型」という日本の学校教育、サッカー指導の問題点を鋭く指摘している。
また、三菱自動車工業執行役員を経て、02年から4年間、浦和レッズ社長に就いていた際、“Jリーグのお荷物”と呼ばれた
チームをアジア屈指の強豪に押し上げた施策や裏話の数々も披露しており、サッカーファンのみならず、ビジネスマンにも実効性を持つ
自己啓発本となりそうだ。サッカー界ではセルティック中村俊輔が「察知力」を、G大阪・遠藤保仁が「自然体」を出してヒットしており、
今回の本もベストセラーになることが期待されている。