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２４日にオランダ２部リーグ優勝を決めたＶＶＶは翌２５日、スタジアムから
フェンロ市役所までオープンバスでパレードし、市役所のバルコニーで市民へ優勝を報告した。
選手たちが市役所へ現れるのは午後の１９時ごろ。しかし１６時ごろにはすでに多くの市民が集まり、
１つのボールを１００人以上のファンが蹴り合っていた。１８時ごろには、「そろそろ前へ行かないと
いい場所が確保できないぞ」という声が聞こえ始め、その後は市役所前広場への入場規制が敷かれた。
最終的に広場には５０００人の市民が集まった。
１９時を過ぎたころ、優勝盾を高く掲げたＦＷカラブロを乗せたバスが到着すると、
ファンの興奮は大爆発。延々と歌が続いた。コーチングスタッフや選手は
市役所のバルコニーで紹介され、勝利の喜びを市民と分かち合った。
ハイ・ベルデン会長は、「これからも１部リーグに残り続けるぞ！」と来季の抱負を述べ、
かつて“ミスター・フローニンゲン”の異名をとったヤン・ファン・ダイク監督には
サポーターから「ヤンはフェンロっ子！ ヤンはフェンロっ子！」の声が飛んだ。
ひときわ大きな声援が飛んだのが、優勝を決める決勝ゴールを奪ったＭＦケン・レーマンス。
腕の負傷で戦列から離れていたレーマンスは、途中交代を果たすとその１分後にゴールを決めてヒーローになった。
バルコニーに立つレーマンスの左腕には再びサポーターが巻かれていた。また、クラブとの契約交渉が決裂し、
今季でＶＶＶの退団が決まっているＦＷサミル・エル・ガアウイリには、「サミルは残れ！ サミルは残れ！」の大合唱が沸いたが、
マイクを持ったエル・ガアウイリは「ワールワイク（現在２位のＲＫＣの本拠地）には何もなし！ ワールワイクは何もなし！」と
歌い始め、ファンと唱和していた。
ＶＶＶのファンは選手らと優勝の喜びを分かち合った【Toru Nakata】
URLﾘﾝｸ(sportsnavi.yahoo.co.jp)
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>>2以降に続く