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浦和が26日、FW原口元気(17)をスケールの大きなストライカーに育成するため、今後のFW補強を
控える方針を固めた。原口は25日の千葉戦でプロA契約昇格条件の公式戦450分出場をクリアし、
この日さいたま市内で契約を結び直す交渉を行った。17歳11か月16日とJ史上2番目の若さで
“出世”を遂げた新星を、チームのエースとして実戦で育てていく。
「出場機会のある今は、原口にとっていい状況。FWの補強は考えていない」とクラブ幹部。4連勝で
首位に立つ浦和だが、スコアはいずれも1―0。フィンケ監督が導入したパスサッカーで多くの得点機は
作っているが、総得点8はリーグ13位と決定力不足は否めない。外国人枠を1つ余らせており、
夏の移籍期間に強力FWを補強すれば盤石の態勢が築けるが、FWで2戦連続先発中の原口から
出場機会を奪うことはしない。
決定力不足が嘆かれて久しい日本代表。Jリーグでもパスを回して主導権をとるチームが増えているが、
決定力不足は共通の悩み。最終的には外国人FWの個人技に頼る場合が多いが、
「それでは日本人が育たない」とクラブ幹部。ドリブル、シュートに非凡なものを持つ原口に経験を積ませ、
日本待望の個の力で局面を打開できる点取り屋に育つことを願っている。
「早く(A昇格)できてよかったけど、お金より、プレーの質の方が大事」とあくなき向上心を持つ17歳。
日本の大エースへの道のりは、クラブがしっかり整備する。
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