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(パ・リーグ、西武5-11ロッテ、6回戦、ロッテ4勝2敗、26日、西武ドーム)ハタチの若武者が大暴れだ!!
ロッテの大嶺祐太投手(20)が26日、西武6回戦(西武ドーム)に先発し7回を7安打2失点の好投で今季初勝利。
チームを3カードぶりの勝ち越しに導いた。1988年生まれの“マー君世代”が躍動した。
容赦なく浴びせられる敵地の怒号も、相手強力打線への重圧も振り切って腕を振り続けた。3年目の大嶺が、
7回を7安打2失点で今季初白星をつかんだ。
「やっぱり西武打線は怖かったです。一回のピンチも去年だったら動揺していたけど、気持ちを切り替えて
投げられました。自信を持って投げられたことが大きかった」 最大の山場は一回だった。一死から自らの失策と
死球などで満塁のピンチ。主砲中村への死球で球場は騒然となったが、続くG.G.佐藤を146キロの直球で
遊ゴロ併殺打に仕留め波に乗った。2年前、07年4月30日のデビュー戦で4回5失点と苦汁をなめた球場で
成長の証しを見せた。
楽天・田中、早大・斎藤ら1988年生まれの“黄金世代”のひとりとして鳴り物入りで入団。「いつかは(田中を)
追い越したい。でも今は彼を『すごい人だな』という気持ちでしか見られない」と謙虚な姿勢を崩さない。
雲の上にいるライバルに一歩でも近づくため、今季からバレンタイン監督直伝のチェンジアップを武器に加えた。
「速くてシンカー気味に落ちるボールで、使えるようになった」。この新球と切れのある直球を駆使して2併殺を奪い、
反撃の芽を確実に摘んでいった。
「きょうはチェンジアップがよかったね。走者を背負ってからもいい投球をするし、投げるたびに自信を深めているようだ」。
バレンタイン監督は、成長著しい20歳を頼もしそうに見つめる。先発陣の不調で最下位に沈むチームは、3カードぶりに
勝ち越し。若武者の奮闘を、浮上のきっかけとしたい。(
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