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徳島市出身の作家、瀬戸内寂聴さんの自伝的小説「場所」を取り上げながら、寂聴さんの軌跡をたどる
「寂聴の『場所』展」が25日、県立文学書道館で始まった。この日は寂聴さんの記念講演もあり、会場は
拍手と笑いに包まれていた。
「場所」は51歳で出家するまでの半生を描いた小説で、寂聴さんは「最後の私小説」と呼んでいる。
地元の中洲港や眉山のほか、京都・油小路三条など人生の舞台となった14の「場所」が登場する。会場
には、推敲(すいこう)を重ねた原稿や写真パネル、雑誌・書籍類などが並んだ。
同展を記念した講演では、「寂聴節」が聴衆を沸かせた。寂聴さんは「生きることはドキドキ、ワクワクする
こと。人間が一番ワクワクするのは恋をすること。とくに秘密の恋」と強調。最近、心が沸き立ったのは
「ぱーぷる」のペンネームで手がけたケータイ小説で、「内証事をしていてとても楽しかった」とほほ笑んだ。
話題は「場所」にまつわる思い出へ。無名だった時代を振り返り、「世の中は本当に分からない。何かに
なろうと情熱を持ち続けることが成功の秘けつ」と話すと、聴衆も大きくうなずいた。
急きょ設けられた質疑応答でも、「長生きの秘けつ?ものを忘れること!」「徳島の長所?女がいいの!」
などの小気味いい回答が次々飛び出した。
「場所」展は6月7日まで。寂聴さんの講演会は5月24日にも行われる。
ソース
URLリンク(mainichi.jp)
徳島県立文学書道館からのおしらせ
URLリンク(www.bungakushodo.jp)
参考画像
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
URLリンク(mainichi.jp)
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URLリンク(internet.watch.impress.co.jp)
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パンフレット(pdf:「晴美」の画像あり)
URLリンク(www.bungakushodo.jp)