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「レッドソックス５-４ヤンキース」（24日、ボストン）
ヤンキースの松井秀喜外野手（３４）は出番がなかった。試合は延長十一回、
レッドソックスが５-４でサヨナラ勝ちして８連勝とした。ベンチスタートの松井秀
には最後まで声が掛からなかった。「コディ（・ランサム）がけがした時点で僕は
出ないだろうな、と。守れないですから」。屈辱のサヨナラ負けを、指をくわえて
見ているしかなかった。
捕手登録の２人がスタメン出場し、野手の交代要員は松井秀を含めて３人。
八回に三塁手のランサムが右太ももを故障したため、交代でペーニャが入った。
さらに、守備固めでガードナーが投入された。守備に就けない松井秀が、代打で
出場するスポットは残されていなかった。故障者は１人だけではない。開幕から
不調だった王建民が、両でん部に痛みを覚えて故障者リスト入り。貴重なセット
アッパーのブルーニーも、右ひじの違和感で登板を控えている。
不安を抱える中でのサヨナラ負けは、ダメージも大きい。相手先発が左腕・レスターで、
松井秀はスタメンを外れた。打撃練習では快音を飛ばし「（打撃の）状態としては
悪くないと思いますよ。体の状態が良くなってるから」。２５日の相手先発はエースの
ベケット。すでにスタメン出場を伝えられており、苦境に立たされたチームを救う。
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