09/04/25 18:16:37 0
SMAPの草なぎ剛(34)が起こした今回の事件。尿検査が行われたが反応なし。
家宅捜査も徹底的に行われたが、押収品がなかったのは何よりだった。
結局「泥酔男のご乱行」という結論で片付いたが、その代償は大きかった。
CM界への影響は計り知れない。
鳩山邦夫総務相は地上デジタル放送推進のキャラクターを務める草なぎの逮捕について、
「最低の人間としか思えない」などと大激怒。翌日、発言を撤回したが、そりゃー怒るだろう。
総務省が今年度からの3年間だけでも2000億円を投入する地上デジタル事業のメーンキャラクターで、
昨年度は草なぎを起用したポスター5万枚、チラシ60万枚、パンフレット40万部などの実費だけで
約1000万円を使ったという。テレビCMにいたっては数十億円と推定されている。
トヨタ自動車はレンタリースのCMや店頭ポスターなどすべて打ち切ることを決定。
P&Gも衣料用洗剤「アリエール」のCMを取りやめる。公共広告機構(AC)も環境問題への
理解を呼びかける公共広告の放送を当面見合わせる。
大手企業のCMというのは、プロジェクトが組まれている。例えば清涼飲料の新商品を
売り出す場合、50億円前後の予算が組まれ、その金額がテレビ、新聞、雑誌、ウェブなどに流れ、
広告制作費の5~10%ほどはタレントギャラに組み込まれている。草なぎのような事件があれば制作したCM、
広告が使えなくなるだけではなく、全体がボツになることもある。そして流れた広告がマイナスイメージに働くこともある。
最近の事例では、宮崎あおいの夫と浮気した無名の女性アイドルが駿台予備校の
CMに出演していたが、この事件でボツになり2億円の損害賠償がプロダクションに生じたと報じられている。
これを考えると、草なぎの場合、被害額は100億円だって考えられるのだ。
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