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米大リーグを報道する全米野球記者協会(BBWAA)の会員が、
景気後退の影響で昨年より65人も減ったことが分かった。
全国紙USAトゥデーが伝えたところによると、米新聞業界の不振で、
各地の新聞社が大リーグの取材を中止したり、記者の人数を減らしたり、
さまざまな対策を実施したためとみられる。
BBWAAによると、65人も減るのは例年の5倍以上にあたり、
最近15年間では最大の減少で、現在の会員数は725人となっている。
1990年代初めには、ドジャースを遠征先でも取材する担当記者が
10人以上いたが、今季は2社になった。また、車で約1時間の距離
にあるナショナルズの本拠地ワシントンの新聞と、オリオールズの
本拠地ボルティモアの新聞は、両球団の記事を交換して手間と費用を節約している。
BBWAAの幹部は「わずか1年前には思いもよらなかった事態だ」などと述べている。
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