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力士は番付や外見にかかわらず「相撲取り」というだけで意外にモテる。ある元力士がこう話す。
「想像してみてくださいよ。ちょんまげで浴衣を着た力士を街で見かけたら、誰でも間違いなく
視線を送りますよね。オレたち力士は駅で電車を待っている時など、若い女性から
『一緒に写真を撮ってくれませんか』と声をかけられることがよくある」
普通の人たちが街でナンパをしても、止まって話を聞いてくれる女性はほとんどいないだろう。
怪しげな目で見られるのがせいぜいだが、力士ならちょんまげと浴衣を着てさえいれば
向こうから来てくれるのだ。部屋にもよるが、「合コン」もよく開催されているという。
力士は本場所中は忙しいが、その期間以外なら自由時間は以外に多いという。
珍しさからだろう、意外なほどさまざまな分野から声がかかるという。
また、巡業などで日本各地を訪れる際には、各地の「タニマチ」と呼ばれる地元の名士が
女性らを集め、合コンを開催してくれることがある。
力士見たさに毎回、多くの、それも若い女性が集まってくるというから、相撲取りにはたまらない。
「中には相撲取りを『ぬいぐるみ』のような目で見る女性もいますが、とにかく何もしなくても
『ちょんまげ』と浴衣などの『衣装』のおかげで、人の見る目が通常のデブの
“５割増し”になるのですからね」（元幕下力士）
相撲取りは基本的に部屋の親方や相撲協会から「女性との交際」に関し、厳しく指導されている。
特に新弟子として相撲界に入った力士は、相撲教習所で指導員からこの話をされるという。
力士がナンパしたり、強引に誘ったりして問題になったら、当人や部屋だけでなく相撲界全体に
迷惑がかかってしまうからだ。
このため、十両以上の関取になればともかく、幕下以下の力士は表向きには積極的に
交際はできないことになっている。それでも向こうから言い寄ってくる分には何の問題もない。
街での出会いや合コンなどでの女性からのアプローチを利用してメールアドレスや
電話番号を交換。多くの女性と知り合うが、遊び相手は素人だけではない。
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