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世界最強の男がノアの聖地に来襲する! 氷の皇帝エメリヤーエンコ・ヒョードルが1年4か月ぶりに日本で
試合をすることが21日、明らかになった。「DEEP M-1チャレンジ」(29日、東京・ディファ有明)で“跳関十段”
青木真也と対戦することが緊急決定したもの。ヒョードルが小規模会場で試合をすること自体が異例のことだが、
ノアのキングこと三沢光晴を意識しての決断だったという。
超ド級のサプライズだ。K-1 MAX福岡大会を視察に訪れていたDREAMの笹原圭一イベントプロデューサーは
この日、本紙に対し「ヒョードルが来日します。ノアさんの聖地で試合をすることになりました。相手は青木真也。
決定です」と興奮気味に明かした。
PRIDEヘビー級王者のヒョードルは、2007年大みそか「やれんのか!」のチェ・ホンマン戦を最後に、日本では
試合をしていない。ファンから日本での試合を望む声が殺到するなか、ヒョードルが決断したのは青木との対戦だった。
笹原氏によると、ヒョードルは「日本で一番素晴らしいファイターは青木だ」と常々口にしており、対戦相手に指名
してきたという。青木は、DREAM8のウエルター級GPに出場したが、桜井“マッハ”速人にわずか27秒で
KOされたばかりだ。
しかし、サンボの技術にもたけ、04年6月の全日本サンボ選手権82キロ級で優勝している。ヒョードルもサンボを
バックホーンに持ち、数々のタイトルを獲得。現在でも総合の試合と並行して、ロシアでサンボの世界選手権に
出場している。
「青木選手にとって、唯一のヒョードルとの接点が、一昨年の大みそかで同じリングに上がったことですが、
サンボという共通項がある。意識せざるを得ないでしょう」と笹原氏は青木の気持ちを代弁した。
「ヒョードルはこの試合を皮切りに、近い将来も日本で試合をする期待が高まります。青木選手はマッハ選手に
負けたばかりですが、ヒョードル戦をきっかけに再浮上してほしい」
だが問題は体重差だ。青木の体重は72キロ前後で、一方のヒョードルは104キロでおよそ30キロの差がある。
主催者側は急ピッチでルール面を調整しており、決まり次第、今週中にも正式発表される予定だ。
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